2022-01-01から1年間の記事一覧
短歌は報告歌でもなく、自分の知識をひけらかすものでもなく、いのちへの感性を大切に紡ぐ器でもあると、常々思っています。私にとって心地良いものが流れている歌集です。 小春日のなかに石蕗が咲いてをり母は死んだり生きかへつたり いのち老いて母はさび…
短歌は報告歌でもなく、自分の知識をひけらかすものでもなく、いのちへの感性を大切に紡ぐ器でもあると、常々思っています。私にとって心地良いものが流れている歌集です。 小春日のなかに石蕗が咲いてをり母は死んだり生きかへつたり いのち老いて母はさび…